こんにちは。「なぜエロゲーオタクは嫌われるか」を読ませてもらいました。
iwatamさんの言いたいことは大体分かりますよ。どういう心理状態で書いているのかも。
ただ、iwatamさんが予定しているだろうオタク像なんですが
>女の子に首輪をつけて「ご主人様」と呼ばせるとうれしく感じる、その感情が良くないと言っているのだ。
>対人コミュニケーションが得意になればフィギュア趣味もなくなるだろうからだ。
>エロゲーは悪
これは全てiwatamさんが自分で前提条件を付加させてますよね。これで大体iwatamさんが予定しているオタク像が判ります。
おそらく俺の嫌いなオタク像と、iwatamさんの嫌いなオタク像は全く同じものでしょう(ここの過去ログでいう「嫌悪感覚」みたいなもの?)。しかし、そのオタク像が「=」で全てのオタクにあてはまるわけではないから、他の人が違和感を感じることになってしまう。そのことに気付けばなんということでもない話なんですけど。
これは余談なんですが、自文化の価値観で他文化を測る時には、ある程度自文化の価値観の基準を明確に設定しないことには、要らぬバッシングを受けることになりますよ。
本コラムでは、その基準が明確ではなく、俺のように自分で見つけ出さないことには理解の妨げになるだけです。
「オタク」の言葉の定義の問題だと思うのです。
私は、「そうしたオタク像を持つ人=オタク」としているわけです。だから、あてはまらない人はそもそもオタクではない、という定義のしかたです。
つまり、エロゲーをやっていてもオタクでない人もいるはずだ、ということです。そういう人は、おそらく自分を日陰者だと認識しているし、世間のバッシングも当然だと思っているはずだということです。そして、そういう認識でいる限り否定されるべきものではない、と。
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余談についてですが、私は「エロゲーには文化たる資格はない」「(ここでいう)自文化の価値観は共有されるべき」という主張をしました。それを「狭量」と言うならそれでかまいません。ある程度の狭量さは必要だという意見なのですから。
コラム:オタクの歴史 2.1 おたくとは何か
>おたくとは何か。実はおたくにもいろいろあるわけだが、共通する精神は
>「どうでもいいことに夢中になる」である。
自分でこう↑定義しているのに、なんで再定義文も無くローカルスコープ内で定義内容が
変わるんですか?↓
>私は、「そうしたオタク像を持つ人=オタク」としているわけです。
別文書なのでスコープが違います。
「前のコラムでは〜」といった記述をされている点から、こちらのコラムとコラムの間には
定義の相互適用性があるのものとばかり思っていました。
そうでは無かったのですね。
こりゃ失礼(笑)
それが管理人の本音でしょう。
未成年を愛することを題材にした文学とか、他人を服従させることを題材にした文学もある。
お昼のドラマではよく連続殺人が起こったりする。
正義感あふれるヒーロー物では暴力的な描写がある。ヒーローは悪役をがんがん殺すしね。
必殺技で爆殺して怪人がバラバラになったり。
でもTVを見る人や本の虫に対して嫌悪感を感じてるわけじゃない。なぜか? 嫌いじゃないから。
じゃあなぜエロゲヲタに嫌悪感を感じるのか? 嫌いだから。それだけの理由。
管理人はもっと素直に書くべきだった。
「幼女に性的興奮を感じるエロゲヲタが嫌いだ。嫌悪感を感じる。なぜ幼女に性的興奮を感じるんだ? それがまず理解できない。考えただけで吐き気がする」
「首輪をつける? なんだそれは、そんなことして何が楽しいんだ、不気味なヤツだ」
管理人は正直にそういうふうに書けばよかった。
正直になることで初めて見えてくる真実があるのだから。
ところがここで注意しなければならないことがもう一つある。
私は現実で首輪をつけて引きずり回されるのを見たら嫌悪感を感じるだろうということだ。
でもゲームの中でそれを見ても嫌悪感は感じないだろう。なぜか?
現実で幼女に悪戯をしているヤツを見たらむかつくしはり倒すだろう。
でもゲームの中ではとくに何も感じないだろう。なぜか?
もし現実で怪人なるものがいて爆殺されバラバラになり死ねば、
爆殺したヒーローをたたえる気にはならないだろう。
TVの中であればやっと終わったかと思うだけだろう。なぜか?
現実で女の子が鋸で首を切られて死ねば、あまりのむごたらしさに嘔吐してしまうだろう。
でもゲームであればそんなことはない。むしろネタとして笑い飛ばす。なぜか?
結論を言えば、空想と現実は区別するまでもなく別物だからだ。
だからヒーロー物でヒーローが敵を爆殺してバラバラに手足がちぎれて死んでも、「やっと終わったか」で済む。
エロゲで幼女としか思えない容姿の者がHなことをされていても怒りを覚えない。
空想と現実は区別するまでもなく別物だから。
もし空想に怒りを感じるのであれば、その人にとって空想と現実は別物では無いのだろう。
これは非常に危険な傾向だ。このような人は現代社会で生きてゆくのは難しいだろう。
空想を否定するか、さもなくば取り込まれるかしかない。
「空想と現実は区別するまでもなく別物」
このことを忘れてはならない。
エロゲヲタ風に言えば
「二次元と三次元は区別するまでもなく別物」
そういうことた。
おっしゃるような感じで簡単に言えば、
「エロゲオタなんぞ、一般人から見たら薄気味悪い変態でしかないんだから、いくら反論しても無駄」
ということです。
ここでいう反論とは「俺達は薄気味悪くはない」という論です。
それってあれですか、街中で見掛けた中国人に散々罵倒浴びせた挙げ句「中国人なんて、日本人から見たら犬喰ってるキチガイでしかないんだから、いくら反論しても無駄」って言うのと同じですか。凄い権利お持ちですね。何様ですか。
そのすでに"勝っている"という安全圏から挑発気味に降伏を迫るという態度が怒りを買っているのです。
なぜあなたが
「エロゲオタなんぞ、一般人から見たら薄気味悪い変態でしかないんだから、いくら反論しても無駄」
と感じるのかということが重要なのです。
それを突き詰めてゆくのが大切です。
エロゲで首輪をつけて「ご主人様」と言う女の子と、現実に監禁されていた少女を同一視していませんか?
自己紹介のページでもっとわかりやすく言っているじゃないですか。
「甘口バナナスパが嫌いだ。嫌いなものに理由はいらない、と」
甘口バナナスパをエロゲオタに変えればいいだけの話を、知ったかかましてなんちゃって哲学者をやるからここまでバッシングされるんですよ。
あなたの議論の仕方を読むと常に自己批判の気持ちを持つ大切さを説いてましたが、ここまで反響がきたら今日あたりPCソフト屋に行って最低でも1本のエロゲ、ましてやコラムを書く身なら10本のエロゲを買ってきて検証に入るものじゃないですか? 暇があるなら店にいる客相手にソクラテスのように質問もやってみようかと思いませんか?
きつい言い方ですが自分の目で確かめようという気持ちがなく聞きかじりの情報や一般論のみで考察するつもりなら素直にそのことを最初に言ってから議論にはいらないとあなたの望む議論にはなりませんよ。
じゃあ、
「MMOやるやつなんぞ、一般人から見たら薄気味悪い変態でしかないんだから、いくら反論しても無駄」
ということです。
議論になりはしませんね。
ちょっと昔のお話ですが
「黒人なんぞ、一般人から見たら薄気味悪い変態でしかないんだから、いくら反論しても無駄」
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iwatamさんももう少し前の時代に生まれてくればよかったのでしょうけどねぇ。
いまじゃ面と向かって差別できるのなんてオタクぐらいしかのこってませんもんねぇ。
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