iwatam's serverのゲストブック 過去ログ

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No.493) Administrator(Sat Nov 20 21:37:27 2004)
No.488) 日本の教育ビジョン ASAP(Fri Nov 5 00:59:33 2004)
初めて書込みさせて頂きます。
コラム、楽しく読ませて頂きました。(まだ、全部読んでいませんが・・・)
ゆとり教育と理系と文系のコラムについて思ったことがあったのでカキコしてみました。

これらのコラムはIQとEQの考え方も入れるとまた新しい見解が産まれるような気がします。乱暴な言い方になってしまいますが、IQは道具的能力、EQはIQを上手に使ったり成長させるための能力と考えてみると、
・ゆとり教育はEQを伸ばすための教育を目的としているように思います。如何せん、現状のゆとり教育は本質を見抜いていないために有効な手段を取り得ているとは思えませんが。(そもそも、国がどういう大人に育てたいのかビジョンが不明確!)
・文系と理系という分類法は、多様な人の能力を分類するにはちょっと苦しいかな、とも思います。(定義が難しい)
IQ・EQの考え方を踏まえて分類してみるとどうでしょう?

これらのコラムを考察しつつ、日本の教育のビジョンを議論したいのですが、どういったビジョンが良いと思いますか?私は世界でリーダーシップのとれる大人に育て上げるというのが良いと思うのですが、これは思いつきなので意見を少し聞ければと・・・。

以上、まとまりのない文章になってしまいましたが何かご意見が頂ければ幸いに思います。

No.489) 問題提起ありがとうございます iwatam(Sat Nov 6 01:26:50 2004)
 まず失礼ながら確認を。情緒指数と教育指数という2つの言葉が両方ともEQと略されます。私は以降、EQは情緒指数という意味だととって話を進めますが、教育指数という意味でしようされているのでしたら誠にすみません。
 文系と理系の話はずっと昔に書いたこともあり、今考えると未熟なところがたくさんあります。しかし私が言いたいのは、世間一般では理系を知性に、文系を感情や人付き合いなどにからめて考えるようだがそれはおかしいということです。本来、文系も理系も種類は違うが両方とも論理的な思考の結果です。
文系は「答えのないものについて答えを出す」というようなことが言えるのではないかなと思います。まだ漠然と考えているだけですので、いつかまたコラムにも書きければと思います。
 教育のビジョンについて私が何か言うのはおこがましい気もしますが、一言で言うなら「主体的に考えることのできる大人をつくる」というあたりがいいと思います。
 正確に言うなら「教育とは何か」という話になってしまいますが、情緒やリーダーシップを育てるということはもちろん大事なことです。私はこの必要性を否定するわけではまったくなく、「知性と教養を育てる」という狭い意味で考えての話をしています。
 私が書いたゆとり教育の話も文系と理系の話もここに行き着くのですが、知性と情緒は対立するものではなく、まったく別のものだというのが私の意見です。全然別のものなのに、両立できないという仮定を置くのが間違いだということです。
 以上、私もとりとめのない話になってしまいましてすみません。
No.490) ASAP(Sat Nov 6 10:08:23 2004)
返答ありがとうございます。
まず、EQの意味ですが情緒指数の意味で使っています。教育指数という意味は知りませんでした。勉強しておきます。
文系と理系の話、了解です。コラムの内容は私と同じことを考える人がいるんだ、と安心しました。私もどう分類されるかは考えてみようかな、と思います。
教育のビジョンに対しては「主体的に考えられる大人をつくる」というのも良いですね。私も主体的に考えているつもりでも、ちまたの情報に流されているだけで主体的でなかったということも多いので、本当の意味で主体的に考えるというのは結構難しいですよね。私の考えたビジョンより、より本質に近いものだと思います。私は少し時事的なことも考えてきっと20年後はさらにグローバル化していてそのときは日本人はどうなっているのが良いのかを考えて少し具体的に書いた次第です。
あと、私の書き方が悪く知性と情緒を完全分離できる、または対立するような感じになってしまいましたが、これはiwatamさんと同じで考えで両立を目指すものと考えています。ただ、学校のカリキュラムとして分けても良いのでは、と思います。今はIQ的要素はカリキュラムに入っているでしょうが、主体的に考える大事さとか情報の収集方法とかやる気の維持方法とかiwatamさんのホームページで書かれているようなことを教えることはカリキュラムにないと思うので、EQ的なカリキュラムを作ってしっかり教育してみたら?と思う次第です。(道徳の授業に哲学・心理学(EQの考え方)を織り込んでより具体的にして重要度を上げるイメージです。勿論実践の機会を与える必要もあると思います。)
ちまたのBBSを見ると少し心が痛みますが、iwatamさんのサイトは安心して書込みができます。本当に良いホームページですね。
No.491) 自己レスです ASSP(Mon Nov 8 02:02:22 2004)
すみません、自己レスです。
教育について論じる前に、現状を知らなければまずいと思い、文部科学省のページを調べてみました。
そうしたら、教育基本法に素晴らしいビジョンが書かれているのですね。でも、今はそのビジョンどおりになっていないので何年か前から改革が始まっていて、その改革のビジョンが生きる力を育む(特にEQ的要素の強化)ということになっていると認識しました。私の不勉強さに反省しきりです。
そうなると、なぜそこまで分かっていて対策が下記のようになるのだろうかと思ってしまいます。
・ゆとり教育
家庭・地域に恵まれずにEQが低い子供はよりEQが低下してしまうのでは?と思います。逆に家庭・地域に恵まれてEQが高い子供はゆとりを使って更にEQを高められるでしょうが・・・。
むしろ、教師にゆとりを与えるためのゆとり教育?(部活やっている教師には関係ないかもしれませんが)
・総合的な学習の時間
この考えは良いと思うのですが、カリキュラムがあまりに自由すぎで、教師の力量によって教育の質のバラツキが出すぎますし、負担も大きすぎると思います。これは教育の機会を平等に与えるというビジョンに反するのでは?と思います。IQ・EQ双方の向上のためにもより具体的なカリキュラムにした方が教師の負担も減りますし良いのではと思えます。(もしうまい教科書を作ったら商売できるのかな・・・。)
・絶対評価
絶対評価にした方がIQ・EQの評価を正確にできるのでしょうか?私はIQ的要素は相対評価で自分の力を知り、その上で今後どうすべきかを考えるべきだと思います。絶対評価にした理由も見てみましたがいまいち納得できません。

以上の疑問も私の認識違いかもしれないので、もう少し調べてみようと思います。それでもどうしても分からない場合は文部科学省にでも質問を投げてみようと思います。
以上、iwatamさんのBBSに意味の無い投稿をしてしまったようで申し訳なく思います。もし、iwatamさんのBBSにふわわしくない内容でしたらお手数ですが削除して頂ければと思います。

No.492) 気兼ねなさらず書き込みはご自由にどうぞ iwatam(Tue Nov 9 02:10:57 2004)
何を書こうか考えていたらずいぶん遅れてしまいました。すみません。

絶対評価についてですが、相対評価だとクラスによってたまたま出来の悪い子が揃ってしまうと、自分の実力以上の評価がされてしまいます。ある事柄を自分が理解できたかどうかという評価をするのに、他人がその事柄を理解できたかどうかは関係ないでしょう。ただ、そうやって絶対評価をするのは難しいとは思います。

おっしゃるように、総合的な学習とかゆとり教育といったものは、教師が大変でしかも先生の力量によってばらつきがあることが問題だと思います。本当だったらそこで「お金をたくさん払っていい先生をたくさん揃えよう」になると思うのですが、先生の方にばかりしわ寄せが行ってしまっているのが現状のように思います。
(といっても現状をほとんど知らないのですが)
良い教育をするにはコストがかかりますので、それをどう負担するのかという話になると思います。

結局、何を目指しているかはわかっているけれどどうやってやればいいのかがわかっていない状態なのではないでしょうか。そして、その成果はテストの点のように簡単には見えてこないので、現場にも迷いがある状態のように感じます。

最後に余談:レンタルビデオで映画「スクール・オブ・ロック」を観ました。こじつけて言えば、この映画はゆとり教育の話です。堅苦しくないコメディ映画ですので、もし機会がありましたらどうぞ。

No.486) kuon[HOME](Mon Nov 1 04:18:03 2004)
コラム: ゲームとリアリティ を大変興味深く読ませて頂きました。
私も日々、ゲームのことに関して考えているのですが、
iwatamさんのビシッとまとまった文章を読んでみると、
いままでの迷いが一気に氷解するような思いになります。

ゲームは「道」だとおっしゃっていましたが、
私も極度のゲームファンですので、何か大変嬉しいです。

また、最近のゲームには学ぶところがないとのことですが、全く同感です。
私はCIVILIZATION3にはまっているのですが、
このゲームからは多くのことを学ぶことができました。
http://stack-style.org/SidGame/civ3_introduction.html
日本でもこのようなゲームが出ればいいのですが。

おたくの歴史、カネの時代の終わりなどのコラムも素晴らしいですね。
衝撃的な内容で、時代の先見を見通しているなと感じ入ってしまいます。

いつも痛快な文章の更新の方を楽しみにしています。
蔭ながら、iwatamさんの今後のご活躍を祈念しております。

No.487) コメントありがとうございます iwatam(Tue Nov 2 22:13:24 2004)
励ましのコメントありがとうございます。以前もコメントをいただいていましたよね。いつもいつもお世話になっております。
CIVILIZATIONもいい噂しか聞かないタイトルですね。残念ながらやったことはないのですが。やりたいけど時間が・・・
またぼちぼち更新していきますので、そのときはよろしくお願いします。
No.494) キット(Thu Nov 25 00:16:50 2004)
いつも楽しく読ませて頂いております。
このコラムでは、ゲーム界での略語や専門用語が説明なしで用いられていて、読み解くのが難しくないかしらと思いました。今は、これぐらいは常識なのかしら。わからない単語が出てきたら、面倒くさがらずに検索しましょう。って、私が言うのも変ですね。

「ヘックス」と「へクス」はどちらかに統一すべきでしょう。
そんなことを考えながら読んでいたので、気づきました。
実は伝えたかったことはこれだけなんです。すいません。

No.495) ご意見ありがとうございます iwatam(Thu Nov 25 03:52:07 2004)
専門用語の使用基準は難しいですね。本人はよく使う当たり前の言葉なものが、他人にはちんぷんかんぷんだったりします。それを自覚できないところが問題でして。

どのあたりからが「読み解くのが難しい」と思われますか?よろしかったらご意見をお聞かせください。できるだけなんとかしようとは思います。
MMORPG FPS あたりは大丈夫かと思っていますが、TCGやTRPGあたりは少し危ないかなぁと思っています。ボードゲーム系の言葉や将棋のたとえなどはもはやほとんど通じないのかもと心配になってもいます。
長文を書くときにはできるだけ前に言葉の説明を載せるようにしていますが、コラムではそれは少々難しいです。どこかに用語集でも作っておく(か誰かが作った用語集へのリンクをはっておく)といいんでしょうか。

例としてあげてるものは確かにマニアックさ全開でわかりにくくなっているかもしれません。しかし一つ問題があって、皆がわかるような一般向けのゲームはほとんどやってないからよくわからないんです。うーん、困った。

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