テストをやってみました。
こういったテストは結構好きなので気軽に楽しむことが出来ました。
結果は18点。
物語を考えるのは割と好きな方なので点数は高めかなと思っていたらそうでもなかったことに苦笑です。
初めまして、Mary Sueテストを見させていただきました。私はオリジナルストーリは書いていないので、厳密には採点できないのですが、なるほど確かにある程度の根拠があるテストだなーと思いました。ただ設問がちょとファンタジーなどに偏っているかなと感じました。宗教や神話が入ると、それを信じていない人にはイタイものに感じるのは当然ですからね。
例えばミステリーもので、「謎解きをする時推理と言うより見てきたように解決していく」なんて設問を増やすと良いかもしれません。もちろん点数調整は変えなくてはいけませんが、今のままだと、ファンタジーに限って言えば30点近くでも良作になりえる可能性がありますので・・・。
ファンタジーに偏っているというご指摘はその通りだと思います。しかし、イタイ人がすぐ書きたがるジャンルがファンタジーであるというのもまた事実であると思います。ファンタジーでないものが書けるだけでだいぶマシでしょう。ただ、最近あまりにもファンタジーが当たり前になりすぎて、ファンタジーをファンタジーだと思ってない人がいそうなところがちょっと怖いところです。
このテストはだいぶ前からアメリカにあるものをちょっと前に見つけてざっと翻訳してのっけてみたものですので、今の日本の状況とは少しずれているかもしれません。しかし、そのずれを直せるほど私は最近のライトノベルや同人二次創作には詳しくないし詳しくなりたくもないので、後は誰かが改良を勝手にやってくれたらなーなどと思っています。
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しかし、「ファンタジーに限って言えば30点近くでも良作」というのはどうかと思います。指輪物語やゲド戦記などを入れてみましたが、まともなファンタジーはどれも10点くらいです。日本には本屋で一般に売られている小説にもこのテストで30点くらいいくものもあるでしょう。それらは面白くて売れていて良作だと言えるかもしれませんが、やはりどこかイタくてまともな人が敬遠するタイプの小説のように思います。
一つ注意していただきたいのは、このテストは「悪い小説を判定するテスト」ではなく、「Mary Sueを判定するテスト」だということです。つまり、このテストで点が低かったからといってそれは良い小説だというわけではなく、単にMary Sueではない、というだけのことです。
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ところで細かい話ですが、「謎解きをするとき推理というより見てきたように解決していく」というのは、設問の「本来知らないはずのことをいろいろ知っている」に当てはまるかと思います。